人材育成プログラム

職務遂行能力ステップアップ目標

業務自体は複層化しており下記目標は目安。担当するケースによっても重複することがある。

step1
書類に応じた表現が適切にできて状況から現状を類推できる。
運営基準に沿い、居宅におけるケアマネ業務のPDCAサイクルの理解に努め減算を受けないように法定書類の遂行が不備なく勤務時間内に予定を組んで行える。また、わからないことがわかる。
step2
利用者本人の思いを推し量ることができて対応策が浮かぶ。
健康面、身体機能面、精神心理面、社会生活面の各視点から利用者の状態や状況を把握できて利用者の解決すべき課題を理論たてて捉えられることができ多職種連携を適切に推進していける。
step3
状況に合わせた医療と介護の各サービス調整と管理が行える。
疾患や疾患別の留意点を理解できて主治医と利用者の課題解決に向けての連携が取れ、健康状態の維持や改善を視野に入れたケアプラン立案が行え、在宅での限界を見極めながら対策がとれる。
step4
行政の制度や医療機関の対応力を理解して業務に駆使できる。
看取りや困難ケースのアセスメントを的確に行えてよりよい在宅生活を思い描け、そのための折衝と調整を各機関に行える。また本人や家族の意向を確認しながら話すべきことを話していける。
step5
スーパービジョン的思考の掌握によって経験の検証ができる
経験の浅いケマネージャーの悩みや困惑を察知して適切なアドバイスを行うことができ、情報を共有しながらそのケマネージャーにとってのステップアップ課題を見出して指導をしていける。
step6
居宅ケアマネージャーとして地域包括システムの展開ができる。
担当ケースの中に隠れている地域課題をつかまえ、資源や制度の改善、開発に繋げようとする。視点で物事を捉えることができる。またその実現のために具体策を考察できて動くことができる。
step7
ケアマネージャーとしての指導力を有しながら自己研鑽に励む。
自らの実践を研究会・学会などで発表できるような力量を有し、業界の専門性向上に貢献しようとしていける思考を備える。また自事業所の人員体制から目指すべき方向性を策定していける。

多彩な研修参加機会を設けて支援

自事業所内および外部各専門機関等での研修参加機会多々。

事業所内研修

年間企画研修

月々のテーマを設定し週1回そのテーマに応じた内容を話し合う会議です。
毎回資料を基に進め、各ケアマネージャーからの質問や意見にも答え、理解度を推しはかりながら注意点や課題の情報共有を行っています。
またケアマネージャー個々の個人目標を設定し、業務上の取り組み意識を明確化しています。

例)「看取り」がテーマの場合
研修
研修

内容によっては医師や関係機関から講師招へいや、見学を組み入れています。

情報伝達会議

業務上必要とされる具体的な情報共有がテーマです。
例えば、介護報酬改定により、令和3年度以降ケアマネージャーは利用者への社会資源の情報提供が必須となったことや、認定申請で認定結果を急いでいる案件は申請書に「緊急」と朱書きを入れるなど、業務遂行上覚えていなければならないことを週1回伝えています。

ランチミーティング

自事業所で昼食を用意し、ざっくばらんに担当ケースの悩みや不安を話し合う時間を設けています。 題して「コミュ力向上ランチタイム」です。週1回行っているストレス発散の時間です。

外部研修

法定研修

専門課程Ⅰ、専門課程Ⅱ、主任介護支援専門員研修など、介護支援専門員として実務者が受けなければならない研修です。
また、資格取得のために必要としなければならない研修には、直行直帰ながら出勤扱いとして対応します。

各種研修

京都府介護支援専門員会や、京都市長寿すこやかセンター、または京都ケアマネージャーネットワークなどが主催する研修を対象とし、各ケマネージャーの状況に応じて、適正と思われる研修に参加を打診します。また、個人からの申し入れにも積極的に支援しています。

地域研修

自事業所の圏域内での地域ケア会議、地域包括主催会議、他事業所との連合会議、ケアマネージャー連絡会などに参加します。
その時々の内容や都合によって参加者を決定しています。

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